【Ex.Access up Method】目標達成までに生まれる記事数の「差」の正体とトレンドプロセスチェックシートの使い方

ここでお話することは、すべてにおいてうまく行く考え方として共通認識になります。

ここではトレンド狙いに特化させてお話していますが、すべての作業においてとても重要な考え方なので必ず腑に落とすようにしてみてください。

そしてここでのキーポイントは、「再現性」です。

サイト構築初期段階で一気にSEOパワーを上昇させるもっともスピーディーな方法としてはトレンドキーワーディングを行って短期的にサイトSEOパワーを上昇させることが効率的だということはご理解いただけているかと思いますが、その中で100記事程で月収10万円、150記事くらいで月収10万円、300記事くらいで月収10万円、もしくはそれ以上の記事数で月収10万円超えるといったように様々です。

さらには200記事も300記事も書いてなかなかアクセスが集まらない人もいます。

同じことをちゃんとお教えしているのになぜこれだけも差が出るのかと思うかもしれませんが、これは現実当たり前に起こっていることです。

例えば、スポーツをとっても、同じ場所で指導を受けているけど、実力差があったり、成長スピードが違ったりと、これは「ごくごく自然な現象」です。

これが自然な現象ではなく、誰もが、ただノウハウだけを思考停止で実行すると成功するものであるならば、全員がオリンピック選手になっているだろうし、全員が東大に合格しているということになりますよね。

では何故こういった同じことを取り組む中で、ビジネスの世界も含めてこういうことが起こってくるのかというと、成長スピードが早い人は当然作業量の差(基準値の差)というのもありますが、さらに根本的部分でPDCAを回せているかどうかという点です。

そしてこのPDCAは自分なりに回せているぜ!だけど成果が出てないという人はPDCAの深さだったり、軸自体がズレている可能性もあります。

PDCAサイクルと思考についてのマインドセット

PDCAサイクル

PLAN(計画)→DO(実行)→CHECK(評価)→ACTION(改善)
→P→D→C→A→P・・

PDCAとは、こちらの4段階のサイクルを回していくということです。

記事をただただ投入しているだけの思考停止状態になっている人はこのPDCAが回せておらず、常に、1記事書いたらその記事が「当たった!」「当たらなかった・・」だけで一喜一憂し、根性だけで進めていく傾向にあります。

確かに根性もすごく大事な要素なのですが、現実は根性も一つの要素にすぎず、根性だけではいつまで経っても成長はありません。

表面上の根性論に欠落している要素は「思考」です。

つまり根性だけでやる人は思考停止になっている傾向があるということです。

逆に比較的少なめな記事100~200記事で月収10万円を超える人はもちろん根性も持ち合わせていると思いますが、そこにはしっかり思考が働いていて、このPDCAサイクルを自然に回せている傾向にあります。

しかし覚えておいて欲しいのは、人は基本「思考すること=めんどくさい」と思っています。

そしてPDCAを回せていない人は、心のどこかの本音ベースで、PDCAを毎回回すのは「めんどくさい」と思っていて、それを適当にやってしまう傾向もあります。

ということは、最初は誰でも思考することはエネルギーを使うということを腑に落として、「思考すること」とはそういうものなんだと確信し、いっそのこと、ここからは「思考することに慣れる」ということに思い切って意識を振り切ってやっていくことがコツです。

実は慣れればなんの苦でもなく自然にできるようになります。

車の運転を思い出してみましょう。(免許持っていない人は自転車に置き換えてみてください)

最初は教習所の座学で車の構造や道路交通法について学び、乗車実習の時に、坂道の時はサイドブレーキを引いてとか、ここではウインカーを出してとか思考しながら運転していたと思いますが、慣れれば思考は限りなく停止気味で、仮免許所得時にもなれば、脳みそ的にはより楽に運転できているはずです。

トレンド狙いにおけるPDCA

P(計画・仮説) ・こういう意図でこのネタとキーワードで記事を書こう(きっとこういうことが
起こればこのキーワードとこのワードの組み合わせでアクセス需要があるはず/
自分なりの根拠“がある  選定)・これらのキーワードの組み合わせではこの順位に位置しそうかな?
(狙っているキーワードごとにライ バルチェックで現時点での自分予想)
D(実行) ・記事を実際に書いてインデックスさせてみる
C(評価) ・Pで自分が立てた仮設に基づいて、狙ったキーワードでシークレットモード
(PC&スマホ)でインデックス後の自分の記事の順位を確認する。・自分のサイトの場合はインデックスが早く最初は上位にくる傾向がある。・自分のサイトの場合はインデックス直後には順位が低いけど、
1日経過後には上がってくる傾向がある。

・仮説を立て、自分が予想した順位よりも上なのか下なのか、
もしくは大体見立てがあっているのか。

・自分が「このサイトには勝てそう!負けそう!」と予想したサイトより位置的に
上なのか下なのか(仮説と結果の差を確認し、このサイトには現段階では勝っている
負けているのデータを蓄積)

A(改善) ・自分が予想してた順位よりもかなり下の順位に位置してしまったので、
まだ自分のサイトのSEOパワーが弱いことから、次回のネタはもう少しマイナーなネタや
キーワードの組み合わせをチョイスしていこう。・自分のサイトの場合はインデックスが早く最初は上位にくる傾向がある。
→この場合は、次からはトレンドになる直前に記事をインデックスさせるようにしよう。・自分のサイトの場合はインデックス直後には順位が低いけど、1日経過後には上がってくる傾向がある。
→この場合は、次からは仕込み記事の時は、1日前にはインデックスを完了させるようにしよう。

・Cの段階で○○のサイトには勝てていたので、次回からはこのサイトには勝てる見込みがあるので、このサイトが上位に上がってきているときは積極的に同じネタやキーワード選定で勝負していこう!

 

 

こういったことを毎回1記事書くごとにやっていると、何も考えずにとりあえず1記事投入したぜ!そして当たった!外れた・・みたいにやっている人と同じ記事数を書いていても差が生まれて当然の結果となるわけです。

(※先述しましたが、PDCA回してるぜ!って思っている人でなかなか成果が出ない人はPDCAの深さに問題がある可能性があり)

PDCAが回せていない人は、1記事書いて外れた、当たったということだけを繰り返しているため、大げさにいうと0か100か、つまりギャンブル的なこと(ギャンブルとの違いは記事更新をしてもGoogleからお金を取られることがないのでリスクがないですし、SEOパワーの概念があるのでSEO対策次第で確率が変動するため、ギャンブルとは違いますが、ここでは時間的リスクという代償を払っていると言えます)をやっていることになります。

しかもGoogleのアルゴリズムというGoogle独自の順位決定のルールが存在するため、宝くじの様な運を天任せにするのとは違い攻略可能です。

なので、PDCAをやらずにその場しのぎ的に、的外れなことをしていると成果からは遠ざかっていくのみになります。

逆にPDCAを回せていると1記事書いて、当たらなくても、その経験から次の改善点や今のGoogleからのサイト評価を感覚的にも感じることができたり、ライバルサイトとの強弱が把握できたりするので、当たらないことも成功になってきます。

 

PDCA回せてない(思考停止)

記事が当たった!→成功

記事が外れた・・→失敗

 

PDCAを回せている

記事が当たった!→成功(さらに当たった傾向をPDCAすることによってさらに当たりやすくなったり、仕込む記事の質が良くなる)

記事が外れた!→成長(PDCAで自サイトのパワーやライバルとの強弱の比較が徐々に明確になったり、自分の仮説と現実のギャップを埋めることができ、次に活かせる)

 

【トレンドプロセスチェックシート】さあ実際にPDCAを回せるようになってみましょう!

それでは実際にPDCAを回してみましょう。

下記の項目が瞬時に出てこなければ、あてずっぽで適当になっているので例えその記事が成功したとしても「自分で再現できません」。

理由は「何故その記事が成功してPVを集めたのか、集めることができているのか」ということが自分で理解できないからです。

 

本物の安定とは、根拠を持って自分の脳みそで再現できるか

ということです。

ビジネス全体を俯瞰しても同じことです。

自分で再現可能な状態に向かっているのか。

いくら正しいやり方でノウハウで実践していても成果が出ない人は、ちゃんと自分で今後も再現できるかどうかという点を見落としているのです。

その再現性を高めるには、このPDCAを活用していくことがそれにつながってきます。

1【PLAN】記事執筆前に考えてみること

そのネタ、キーワードやキーワードの組み合わせを選んだ理由や、そのキーワードの組み合わせで検索してくる人はどういう意図を持って検索してくると思いますか?(自分なりのそのキーワードを選定した理由が明確か?)

※「何故そのキーワードの組み合わせを選んだのですか?」という質問に即答できないなら
思考停止or適当にキーワードを選んでしまっているということになります。

例)

・指原莉乃 脱退 理由:指原莉乃が脱退したとYahoo!で取り上げられていて、そこにはどうして脱退したのかのワケが書かれていなかったのでもう少し深く脱退の理由を知りたいと思う人がいると思ったため。

(仮説・自分の予想)その選んだキーワードやキーワードの組み合わせごとに検索し、何位に表示させれそうですか?

例)

  • 指原莉乃 脱退 4位くらい
  • 指原莉乃 脱退 理由 5位くらい
  • 指原莉乃 卒業 10位くらい(ギリギリ1ページ目)
  • 指原莉乃 彼氏 8位
  • 指原莉乃 スキャンダル 画像 10位
  • 指原莉乃 年収 9位くらい

このネタやキーワードがトレンドになる時の予想は〇月〇日の〇時?

例)

テレビで放送される○月○日の○時番組でお金に関することが話題になりそうな雰囲気の番組予告だったので、ゲストで出演する指原莉乃の収入事情の話題が出たときは、

  • 指原莉乃 年収
  • 指原莉乃 収入

で検索需要が出てくる可能性あり

 

2【DO】記事投入

SEO対策を怠らず執筆しましょう。

3【CHECK】記事執筆後の確認作業(PC&スマホ)

理想と現実のギャップを埋める(自分の認識と現実の差を確認)狙ったタイトルキーワードでの実際の順位は?

※PC&スマホともにシークレットモードで確認しましょう!

ここで検索結果を確認したときに、自分のサイトの前後にいるようなサイトをbookmarkやお気に入りにしておくと、現状同じレベルのSEOパワーのサイトを把握することができる。

例)

  • 指原莉乃 脱退 8位
  • 指原莉乃 脱退 理由 9位
  • 指原莉乃 卒業 9位
  • 指原莉乃 彼氏 圏外
  • 指原莉乃 スキャンダル 画像 22位
  • 指原莉乃 年収 12位

 

メインキーワード サブキーワード ○位

メインキーワード サブキーワード1 サブキーワード2 ○位

メインキーワード サブキーワード ○位

メインキーワード サブキーワード1 サブキーワード2 ○位

 

4【ACTION】次の記事へ向けて

今回の分析で次以降書く記事にどういうことを活かしていきますか?

例)

大体同じレベルのサイトを把握できたので、そのサイトが上位表示されていて、自分と同じキーワードできたときは、自分は過去のPDCからこのキーワードで上位がとれる確率が高い!と判断できるので、同じレベルのライバルサイトにも注目して次の記事のネタ選定、キーワード選定に活かしていく。

自分の予想以上に順位が下だったので、もう少しマイナーな感じのところのネタから徐々に攻めていかないといけないと思った。

このプロセスチェックシートを参考にして、自然にPDCAサイクルを回せるような自分になることができれば、正直何に取り組むにあたっても、成長スピードが格段に上がりますので是非ここを確信し、感覚に落としていきましょう!